ふっかんのブログ
音楽

プレイテックのアコギ弦「AGSC」をレビューする。

まだ希望を捨ててはいけない。

ふっかんです。

さて、前回の記事でこき下ろしたプレイテックのコーティング弦ですが、

PLAYTECH ( プレイテック ) のコーティングギター弦、「EGSC」をレビューする。弦が高い!! ノオォォォーーーーー!!! まあしょうがないんですけどね。 原材料高、円安、その他の要因もありますし。 ...

たまたまエレキの弦の質が悪かっただけでアコギは違うだろうと思い、

0.5%程度の望みを託して

同時に購入したアコギ用の弦、「AGSC」をギターに張ってみました。

↑AGSCをハミングバードに張っている様子。

高いギターに安い弦を張る。

いや~~ん今治の高級タオルでケツ拭いてる気持ち~💛

(バリィさんにシバかれるぞ)。

そして、レビュー!

【はじめに】

まず、コーティング弦を1,000円未満で購入できるようにしたサウンドハウスさんの企業努力にデカい拍手を送りたい。

ありがとうございます。

OK、御託はこれまでだ。

【感想】

「悪(あく)」

 

それも「極悪(ごくあく)」

【要因】

・開封直後:

前回のEGSCと同様、個別包装ではなくまとまった包装で対応する弦はボールエンドの色で判断するタイプ。

そしてこれもEGSCと同様、対応する色がパッケージの何処にも書いていない、という使用したい気持ちを初手でボキボキに折ってくる極悪仕様です。

いちいち販売サイト見れってか。

・タッチ

EGSCと同様、引っ掛かりを感じる。

しかもワウンド弦、プレーン弦両方。

マーチンの弦を張って半年弾いたぐらいの感覚。

つまり錆びた弦の様な感触です。

何をコーティングしたんだ砂鉄でも巻いてんのか。

僕は最近弾き語りでTani Yuukiさんの「おかえり」を練習しています(ラーメン屋の有線でかかってて一耳ぼれしました)が、

この曲は全パートを通じて「B♭→ConB→C(本来ConBでは無く何かのテンションコードだと思いますが僕が分からないので割愛します)」という半フレットずつずらす箇所があり、

そこで低音弦が引っ掛かります

そして痛ぇ!!

なんか小さい針で中指と薬指をチクチク刺されたような痛みを感じます。

何をコーティングしたんだマチ針でも巻いてんのか。

・サウンド

マーチンの弦を張って八か月弾いたぐらいの音。

つまりESGC同様、「張った瞬間に明白な『死』が約束された音」です。

ブライトさのの字もねえ!!

ふつう新しい弦を張った時に期待する事は新品の弦特有のあのギラギラ、キラキラしたサウンドだと思いますが、その希望はこの弦を張ってチューニングをしている途中からガラガラと音を立てて崩れ始めます。

エリクサーは多分張って1年弾いてもここまで劣化した音にならねーんじゃねーか?

前に1年間張りっぱなしだった経験上。音が劣化する前に切れちまう。

何か月か弾いて音の劣化を確認しようとしたがEGSC同様我慢ならねえ。

たしか安い時代に買って保管していたマーチンがあったので張り替えよう。

【結論】

・安物買いの銭失い。

やっぱ、ちゃんとした弦買おう…。

以上です。

【このレビューをご覧下さった皆様へ】

私は悪夢を見ましたが、改めて「はじめに」の項でもお話した通り、コーティング弦で

1,000円を切る価格帯を実現したサウンドハウス様の企業努力に私は敬意と感謝の念を表します。

物価の高騰が問題になっている昨今、様々な工夫を凝らして低価格のガジェットを提供してくださるサウンドハウス様のお陰で助かっているプレイヤーの方は多いのではないでしょうか。

ギター弦の変更を考えている方の中でESGC,ASGCを検討されている方がいらっしゃれば上記レビューを参考に一度、試してみるのも一つの手だと思います。懐はあまり痛みません。

そして一緒に、

痛みと共に悪夢を見ましょう…💛

一緒に、

地獄に落ちましょう~…💛

一緒に、

業火に焼かれましょう~~~……💛

 

地獄で待つ。