はじめに。この記事は全国60万人(適当)のパンク、メタルギタリストが蛇蝎の如く嫌うJC-120で如何に音が細く硬くならずエッジイなハイゲインをスタジオ、ライブハウスでマギャーン!と鳴らせるかを追求するものです。
有象無象のブロガーが長々と書いてる記事が好きじゃないので(あれはアドセンスの為の文字数稼ぎなので)先に結論を言います。
アンプシミュレーター(マルチエフェクター)で作ったサウンドをPAに直送。ジャズコは中音用に使う。
↑図解。
自分で書いてて気づいたけど、
これ、ジャズコ対策じゃなくて音作り対策じゃね?
とうとうふっかんトチ狂ったか!?
僕は冷静だよ!ミスターサカグチ(坂口って誰)!!
まあはっきり言ってジャズコ要らないんですけどね。
台湾のChthoniCってバンドが来日公演した時はBOSSのマルチをPA宅に直送してステージにアンプなかったらしいし。
しかもこの使い方、過去に一回紹介してます。
過去の記事は2012年に書いたもので構想は前からありましたが、今よりもっと足元でアンプの音を作るってカルチャーは無かったと記憶してます。あれ、でもPODフロアとかはあったよな。
あと大学時代(2005年)にギターアンプが2つしかないライブハウスで3人のギターで出た時は普通に僕V-AMPからダイレクトボックス通じて宅に直送してたしな(キーボードと同じ扱い)。
ぶっちゃけ今はKemperとか出てきてるのでヘタにアンプ繋ぐより宅に送った方が良い音するでしょう。
スタジオとかライブハウスのスピーカーから直接音でるからハコの大きさに音が左右されないし。
ただ、ここで問題が出るのが中音どうするの?て話です。
そこでジャズコの出番です。
スタンダードな使い方としてはジャズコのリターン端子に刺すことですが、ジャズコの音の硬さはプリアンプだけじゃなくてキャビ(もしくはパワーアンプ)にも由来するものっぽいので、音量を上げていくと「ガリガリ」した高音が強調された耳に痛いサウンドになります。
ライブハウスの最前列に陣取った時、ジャズコの正面に立って中音が直撃したときの耳の痛さは相当です。
なかにはマーシャルでも耳直撃のサウンド出す人もいるけど、あれはイコライジングがまずいか中音でかすぎかです。
リターン挿し以外のふっかん流音作りを一つ紹介します。
・リターン挿しじゃなくて敢えて表のインプットに挿す(チャンネルは1でも2でも構いません。同じです)。
・ある程度ボリューム上げた後に低音がボワンボワンしない程度にBASSを上げまくる。
・そしてガリっとした音が欲しければMIDDLEを、ザリっとした音が欲しければTREBLEをちょっと上げる。
・そうやって微調整しながら耳が痛くない範囲で音量調整しながら中音を探っていく。
そうするとスタックタイプに負けない音圧を稼げ、かつザリザリした耳に痛いジャズコサウンドがかなりマシになります。
別にこれジャズコじゃなくてもマーシャルとかでも普通に使えますが、マーシャル等のチューブアンプはハコによって特性にバラつきがあるので、比較的音質がどこも同じのジャズコの方がやりやすいです。
ただそうやって作ったジャズコのハイゲインサウンドは低音が持ち上がった音になっているのでジャズコにはマイクを立てない、というのも必要です。
これは昨今の状況でライブが出来てないのでハコではまだですが、スタジオ練習ではちゃんとした中音になることは僕が立証済みです。
↑足元のエフェクターはAMPEROを使いました。こいつはXLR端子が付いてるのでDI無しでミキサー、宅に直送できます。音はあらかじめ家で作ったものをそのまま使いました。
↑スタジオのジャズコです。台に乗せてあるので高さが稼げるので(耳に近くなるので)より音作りがしやすいです。インプットはチャンネル1のLOWに挿してます。
というワケで現状この使い方がパンク、メタルキッズの求める音になりそうなので書いておきました。
あくまで現状のベストを書いたのでまた更新したら書く予定です。
それでは皆様、素敵なジャズコをマギャーン!と歪ませライフをお楽しみください。
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