これまで愛しき名器を何本か紹介してきましたが今回は趣旨を変えて「買ったはいいがあんまり良く無かった」ギターです。
サムネにもありますが、

Ovationの2771AX-5です。
購入したキッカケは、
1:弾き語りのツアーを考えてたのでそれに耐えうる剛健さを持ったギターが欲しかった。
2:アル・ディ・メオラ!!ディ!!!メオラ!!!メオラ!!!!
憧れのギタリストが使ってたらそりゃ欲しいでしょ。子供部屋の壁にポスターまで貼ってた(今でも貼ってる)からな。
いつかOvationのこのシェイプ買ってやろうと思ってました。本人のシグネチャーモデルは最近まったく出回らない上超高額なので買えません。
この2771AX-5の価格はサウンドハウスで今は13,6800円。
ちょいキズのアウトレット価格で90,000円で売ってたので購入を決意しました。
考えてみたら通販でギター買うのって初めてやな。
【各パーツ】
全景は上記の写真。
ケース無しの段ボールに入った状態で届きました。大丈夫か。

↑ヘッド:Ovationと言えばこのヘッドシェイプですよね。僕は「包●チ●ポコヘッド」って呼んでます。
一世代前のエピフォンのレスポールのあの丸まったヘッド形状が好きになれず「包●チン●コヘッド」と揶揄していましたが冷静に見てみたらこっちの方が包●でした。

↑側面:凹んでいるのは故障じゃありません。膝に乗っけた時に据わりがよくなります。
ボディ形状が下膨れの樹脂製なのがOvationの特徴です。

↑プリアンプはOvationのオリジナル。どんなサウンドになるのかワクワクしてましたがこれが後に大問題になります。後で書きます。
あとチューナーが独特で、だいたいエレアコのチューナーは、↑が表示されたら「高いよ」、↓が表示されたら「低いよ」の意味ですがOvationは逆で、↑が表示されたら「上げろ」、↓が表示されたら「下げろ」の意味になります。最初かなり困惑しました。

↑ヘッド上部:正面から見て右側に若干欠けたようなキズがあり、これがアウトレットの理由でした。
・ネック:写真はないですがごんぶとです。左手親指で6弦のベース音押さえるのにも一苦労します。
【サウンド】
生音:形状からなんらかの特徴があるかと思いましたが特に変なクセはなく、素直なアコギのサウンドでした。
ライン音:ここで前述の大問題発生。
音が出ない!!
たまに「ペー」とか言って鳴るけどそれ以外音が出ない。
シールドの抜き差しとか試してジャックには問題なさそう。てことは内部のプリアンプか。
とりあえず修理に出そう。
楽器屋さんに診てもらった結論としては、「プリアンプとアウトプットのジャックを接続するケーブルがプリアンプ側で接触不良を起こしてる」との事でした。
そうです初期不良品だったのです。
これを改善するにはプリアンプを交換するしかないけど、それでも音が出る保証は無い、との事でした。
そしてラインの音を試したのは購入から1年が過ぎた後でした。返品不可。
とりあえず応急処置としてプリアンプとアウトプットジャックを繋ぐケーブルをボディ内部の側面に固定することで宙ぶらりんだったケーブルの状態を直し、接続がブレるのを防ぐようにしました。
ただ、いつ接続が切れて音が出なくなるか分からない、との事でした。
そんな爆弾抱えて弾き語りで回れるか!!
そんなこんなでこのギターはケースが無いため部屋の壁に立てかけておいてギターを弾きたくなったらサッと持って弾くという雑な扱いのギターとなりました。
後ろが樹脂だから雑に扱っても壊れにくそうだったからね。ネックもごんぶとだから折れそうにないし。
そして最終的には実家に持って帰り、実家弾き用のギターとして余生を過ごしてもらうことにしました。前に書いたSeagullは姉の家に嫁いでいったからちょうど実家にアコギが欲しかったんよ(こじつけ臭いが事実)。
【結論】
みんな、楽器を通販で買ったらすぐ音出して試そうな!!お兄さんとの約束だよ!!
ほんと頼むで~サ●ンドハウスさんよ~。
ではでは。
【おまけ】
今年五月に例大祭で頒布した9bFOXの新譜「UNHAPPY NEW YEAR」の3曲目に収録されている「See You Again」の弾き語りバージョンはこのOvationの生音とGibsonのハミングバード(これはまた紹介します)を左右にパンして録音しています。
どちらがOvationか当ててみてください。マイクはどちらもSHUREのSM57、プリアンプもイコライザーも何も通してない素の音です。
僕には違いが分かりません。
そしてどっちのギターをどっちのパンに振ったかを僕が忘れたので正解は全く分からなくなりました。