弦が高い!!
ノオォォォーーーーー!!!
まあしょうがないんですけどね。
原材料高、円安、その他の要因もありますし。
…でもですよ、
デモデモモモモですよ…。
倍はちょっと勘弁してよォ~~(泣)。
ここ十年ぐらいはアコギもエレキもエリクサーで統一していたのであまり意識してなかったのですが、例えばマーチンは昔買っていた頃は500円、現在1,000円。
アーニーボールも昔は500円、現在990円ぐらい。
まあ僕も困るけど何よりこれからギターを始めて行こうとするキッズには打撃でしょコレ。
そんな中、あるSNSでこんな話題が!
「プレイテックがコーティング弦を780円で発売開始!」。
オオさすが貧者の味方プレテクさん!
というワケで購入、試験的にギターに張ってみてレビューしようと思います!
まずはエレキ弦、EGSCから!

【はじめに】
まず、コーティング弦を1,000円未満で購入できるようにしたサウンドハウスさんの企業努力にデカい拍手を送りたい。
ありがとうございます。
その上で…、その上でよ…。
【感想】
二度と買わねえ!!
【その要因】
・開封直後:
まあ個別包装じゃなくてまとまった包装です。これはコスト削減故致し方なしです。
…ただ、注目してほしいのはパッケージとそのボールエンド。

ボールエンドの色で各々の弦を判別する様になっているのですが、
その対応する色がパッケージの何処にも書いていない、という心折設計です。
いや、ゲージ書くスペースあるんだから色書けよ!!
どこに書いているかというと、弦の販売ページの下の方にチョロッと書いています。
しかもご丁寧に6弦から1弦にかけてなあ!!
■対応ボールエンドカラー
6弦(E):シルバー
5弦(A):パープル
4弦(D):グリーン
3弦(G):ブラック
2弦(B):レッド
1弦(E):ゴールド
ふつう逆だろ逆ぅ!!
あれ!?コレ俺がおかしいのか!?
間違って張りそうになったわ!
過去に何回かプレテク商品を購入したことがありますが、なんだろう、
プレテクさんって「いちいちイラッとする要素を1つでも混ぜないと気が済まない病気」にでも罹ってるのでしょうか?
【タッチ】
・ワウンド弦に異様なまでの引っ掛かりがある。
これ俺がエリクサーに慣れ過ぎたからかな?
と思ったけど1音下げの楽曲ではアーニーボールの紫を使っているのにそんなストレスは全くない。やっぱこの弦の特性やわ。
俺は9bFOXとアクロレインで低音弦をグリッサンドさせながら弾くリフを多用するのでこの引っ掛かりは絶望的な気分になる。
あと引っ掛かり過ぎて指が痛い。
プレーン弦はそんなに気にならないけど滑らかさは皆無で例えるなら「アーニーボールの弦を張って一か月弾いたあとのようなタッチ」です。
つまり、「張った瞬間から明白な『死』が確定している弦」です。
【サウンド】
・可もなく不可もなく。まあアンプ通したらわからんちんです。
ブライトさは皆無やけどな。
あと上述のタッチの引っ掛かりが仇となってプレイに支障が出る為、間接的にサウンドに悪い影響が出ます。
【結論】
・多少高くても普通の弦買おう…。
本来であれば「プレテクのコーティング弦を張ってどれだけ持つか検証する記事」を書こうと思っていたのですが、勘弁ならねえ。アーニーボールも買ってきたので普通に試すか…。
これはあくまで僕の感想です。特にタッチの部分はそれぞれのギタリストさんの感覚によるものが大きいので一度試してみても良いかな、と思います。
【付録】
上記のボールエンドに対応したカラーがパッケージに記載がないので即席ですが対応しているボールエンドのカラー表を作成しました。

興味がありましたらご使用ください。
【次回予告】
EGSCと並行してAGSCもレビューしようと思いましたが、
かなりの怨嗟で文字量が増えたので次回はAGSCかな。
あ、ジャズコーラス奮闘記書くの忘れてた。
また次回。