6月になりました。
ふっかんです。
久々に”ジャズコーラス奮闘記”を更新しようと思います。
前回は”ネック緩める緩めない、不毛な論争”
について実体験を交えて記事を書きましたが、

今回はそれと同じぐらいネット上で論争に上がる、
”JC-120のイコライジングは5-5-5、0-10-0、どっちが本当のフラットなのか?”について記事を書きたいと思います。
先に結論を言います。
0-10-0がフラットです。
なんで断言できるかと言うと、
学生時代の軽音サークルの友達(ギタリスト)にローランドの社員がいるので直接聞きました。
以下、彼からの返答です。
「なつかしい論争やな笑 「フラット」の定義が人によってバラバラやけど0 10 0が何もEQの味付けされてない状態やで」
付け加えて以下の返答ももらいました。
「周波数帯域に影響あるのはEQだけじゃないからそれが音響的にフラットな音ではないし、そもそも音響的にフラットなギターの音ってハイキツくてカリカリに感じるけどな 0 10 0を基準にして、足りないローは補いつつ好みでハイをちょっと足すぐらいちゃうかな」
というわけで彼の返答にもあるように、”フラットの定義は人によってバラバラ”、”周波数帯域に影響があるのはEQだけじゃないからそれが音響的にフラットな音ではない”です。
さらに私見を付け加えると、
”使ってるギターは何?”、”演奏しているジャンルは?”、”使ってるペダルはマルチ?コンパクト?”、”演奏する場所は小規模なスタジオ?それとも大きなホール?(反響音とか人の有無で吸われる帯域が変わる)”など、求めている周波数帯域に影響を与える要素は数えればキリがありません。
ちなみに僕の場合、普段ハムバッカーでしているパンク・メタルをスタジオで演奏する場合、4-5-5あたりが味付けしてないフラットに感じます。
上の動画の冒頭でちょっといじってます。音が若干歪んでいるのは恐らくスマホのマイクで録ったのでそのクリッピングかと。
結論ですが、
”自分が求めているフラットは自分の耳と指で判断する”です。
元も子もないですね。
それでは。
【予告】
次回のジャズコーラス奮闘記は上記の動画でも少し試していますが、
”インプットはHighにさすかLowにさすか?”、”ジャズコをマギャーン!と歪ませるペダル”
の予定です。